疲労とは
さて、そもそも疲労とは何なのでしょうか？まずはここから考えてみましょう。疲れを感じたら、どのような処置をして疲れに対処しているのか、他の人の方法も気になります。
大手製薬会社タケダの調査（2014年実施）によれば、普段から疲れを感じている人の比率は74.4%にも達しているそうで、結果としては、多くの人が日常的に疲れを感じていることになります。
特に疲れを感じているのは30代となっており、男性の場合は働き盛りの年代であり、女性の場合は妊娠、出産、子育てをしている年代でしょう。当然ながら、精神的、肉体的にもあまり休まる時がなくて、確かに疲労が蓄積されているかもしれません。
疲労感は体の警告信号です。その信号をちゃんと自覚して、体をいたわることが大切です。疲労は｢痛み｣、｢発熱｣と合わせて、三大生体アラームとされています。｢痛み｣、｢発熱｣の場合は、鎮痛剤やかぜ薬などで多くの人が対処しています。
ところがこと疲労に関しては「痛み」、｢発熱｣よりもあまり危機感を感じないことが多いようで、しっかり対処できていないのが実状かもしれません。
疲労は病気ということではありませんが、疲労を蓄積したままで放置しておくのはけっしてよくありません。放置していると、心や身体の病気にもなりかねません。疲れを解消することは大切です。