疲労の原因

前項で疲労の種類について述べましたが、特に疲れを感じやすい人というのは、おそらく何か原因があるということになります。何気ない日常生活でのクセが疲れの原因なのかもしれません。
疲労には身体的、精神的、神経の疲れなどがありますが、ストレス、睡眠不足以外にも原因があります。まずは運動不足です。いやいや、運動をしないで身体を使わないのだから、むしろ疲れないのではないか?と思うかもしれませんが、運動をしない人は筋肉も衰えて体力自体が低下してしまうので、少し動くだけで結構疲れてしまうのです。つまり、運動不足が原因ということになります。
軽いウォーキングやストレッチや、体操をするだけでも違います。毎日、出来る範囲でいいでの行うことが大切です。
次はコーヒーの飲み過ぎです。以外に多くの人が当てはまるかもしれません。コーヒーにはカフェインが含まれていますが、カフェインを摂ることで、副腎ホルモンコルチゾールとアドレナリンが分泌されます。ご存知の通り、興奮、覚醒作用があります。ただし、過剰なエネルギー消費や、睡眠を妨げる作用があるので、1日4杯程度にしておきましょう。
ジャンクフードの摂り過ぎも疲労感を増長させます。それは、ジャンクフードは大量の炭水化物を含んでいるからで、それを消化するのに多くのエネルギーを消費してしまい、それで疲れてしまいます。
また、朝起きて、よく眠ったはずなのに全然疲れが取れていないということもあります。寝たのに疲れている?というのはおかしいわけですが、それは、ストレスやプレッシャーを感じている場合です。それで眠りが浅くなり、脳の疲れはそのままになってしまうのです。疲労感以外に、首筋、後頭部が痛い、背中が張るなどの症状があれば、それも充分睡眠をとれていない証拠です。